あらゆる業務のベースとなるもの
- 千葉県県土整備部住宅課 江口淳 様
- これまでどんなお仕事を経験されてきましたか?
- これまでには、消防や防災関係、市町村行財政診断、選挙事務、公有財産の管理や処分、予算関係、収税事務や課税事務など様々な仕事を経験してきました。現在は、住宅政策に係る企画・立案や庁内関連部局との調整を行っています。主に高齢者居住安定確保計画の検討、千葉県住生活基本計画の見直し、災害対策などの危機管理に関する業務をしています。
- 自治検で勉強した内容は実際のお仕事に役立ちそうですか?
- 仕事に役立っていると直接実感することはあまりないかもしれません。しかしながら、様々な業務を経験して感じるのは、自治検「政策法務」の内容はあらゆる行政事務の「土台」になっているということです。今回受検して、自分がどの程度の「土台」を持ち仕事をしているのかを確認することができました。また、政策法務編の公式テキストの各章に書かれている内容は、それが主たる仕事にならなければつい通り過ぎてしまいがちなものですが、日々の業務を支える「基礎」になるものと思います。今回、それを網羅的に勉強できたことで仕事の幅が広がったように思います。
- 受検をしようと思ったきっかけは何ですか?
- 第一法規の『自治実務セミナー』を購読しているのですが、たまたまその裏表紙に掲載されていた広告で検定があることを知りました。第1回ということでどのような検定かわからず、最初は公式テキストを購入しただけで受検を決めてはいませんでした。その後、自治検のHPを見たりし、また、昨年の春は担当業務が大きく変わらなかったので、この機会にスキルアップしようと受検を決めました。受検前に、公式テキストを5回くらい読みました。検定の難易度はほぼ予想通りでした。目標としていたラインを超えることができ、今後の励みにもなりました。
- 今後、自治体職員として目指すべきものは何ですか?
- 地方分権改革が次第に進められており、地域にあった政策を最大限展開していけるよう積極的に取り組んでいかなければいけないと思います。そういう仕事ができるかわかりませんが、任せられた仕事をまっとうしていきたいです。今年は、仕事に追われそうですが、できるだけ時間をつくって、自身のスキルアップにもチャレンジしていきたいです。