自治体法務検定は、一番、自治体職員に即した検定だと思います
- 墨田区役所 総務部法務課 法務担当
堀井様 玉木様
墨田区様では数年前より自治体法務検定受検にむけて「法務研究部」を開催されています。以前のインタビューはこちらからご覧いただけます。 https://www.jichi-ken.com/contents/group/177/
- 法務研究部についてお聞かせください。
- 主催側から所属や年次の制限は設けていませんが、40代以下の参加者が多く、中には今年度入庁した職員も参加しています。時間確保の観点から、終業後に集まって実施しています。庁内だけでなく出張所のメンバーも参加しており、部署を超えた繋がりが生まれています。また、法務研究部では『自治体法務検定公式テキスト 基本法務編』を用いて、各自が担当項目の発表を行っています。発表の中で、面白さ・楽しさを意識しながらメンバー同士、励ましあって学んでいます。
- 法務研究部や受検を通して学んだ内容は、業務のどのような場面で活きていますか?
- 仕事が法務に直結しているので、すべてがプラスの要素となっています。根拠を基に業務に携われています。また、法務研究部メンバーが業務中にわからないことを聞いてくれたりと、部署を超えた繋がりも活きています。
- 他自治体や各受検者へのアドバイス、おすすめの勉強法等があれば教えてください。
- インプットだけでなく、アウトプットすることで理解が深まると思います。法務研究部では、各自が担当項目の発表を行っていますので、テキストの内容を端的にまとめたり、人前でプレゼンテーションすることでより理解を深めています。
- 自治検の学習や検定を通じて、なってほしい職員像、イメージはありますか?
- リーガルマインドを持った自治体職員です。自治体職員は、誰しも法律を根拠に業務に携わっていますから。「なぜ?」「どうして?」「これはまずいかな?」という視点や気づきを持った自治体職員になってほしいです。
- 今後、自治検に期待することをお聞かせください。
- これからも、開催し続けてほしいです。やはり、一番、自治体職員に即した検定だと思います。学んだ内容が自治体職員の業務に密着し続けるものであってほしいです。
- (取材日:令和4年5月23日)